プログラマの意見の通し方
島国大和のド畜生さんからリンクされての反応。
・意思を反映させようと思ったらコストがかかる。意見を言った人間がローコストで済んだ場合、誰かがそのコストを被っている。
ゲーム:企画屋の意見の通し方:島国大和のド畜生
・プログラマが意見を通しやすいのは「自分でコストを払えるから」作っちゃえば、そりゃよっぽどでなければ却下されない。
これはまさに真実。
あとは最初からできるだけ変更のコストを低くできるように設計できるか、ということもあったりしますね。
どうせこうなるんじゃない? ってところを疎結合につくっておくと後から楽です。
勿論プログラマの範疇外、UIなどの見た目(レイアウト、項目、操作感)を変更するなら素材に関するデザイナに話して「どのくらい大変?(どのくらいコストがかかる?)」はやりますし、
そこで、それは無理なら無理ってもんです。
でも、ゲームやアプリの詰めは細やかな気遣いの積み重ねという側面を持つので、
コストパフォーマンスがよく「明らかにメリットしかない」という提案はやっておいて損がないですし、
「メリットかデメリットかやってみないとわからないもの」でも切り替えのコストを最小限に抑えるような事は可能で、
やってみて損はない。
これを考えずに適当に言ったりやったりすると、
「いまさらいうなボケ」
「そんなこときいてないっすよ」
「え、仕様通りに組んだから変更なんて無理っすよ」
とかなります。
付記として、
まさに僕が言っていることは路線を違えるような大きな流れの変更ではなくて、
単に部屋の隅を掃除しておくとか、着る服にアイロンをかけるとか、トイレは綺麗にしておくとか、
どっちでも良いけれど、やってあれば確実に良いと思えることに関してが大部分だったりします。
忙しくなってくると手を抜きがちな部分ですが、
やっておくべきことはやっておかないと、と。(思いたい)
一緒に働く仲間は自分の理想を実現する道具じゃない
http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-631.html
絶対に忘れちゃいけない一言だと思います。