My Job went to India

hanahiさんのところで「『ソフトウェア開発の名著を読む』 - どことなく技術屋な日々
のエントリを読んで「My Job went to India」を読んでみた。


一言で言うとプログラマとしては必読の心得集。


個人的には
「どんなバンドで演るときも一番下手なプレイヤーでいろ」
が良いなと思った。


この心は本当に一番下手なプレイヤでいれば良いと言うわけではなくて、
慢心せずに常に前進することをせよ、
という事に他ならない。


少なくとも、すべての要素においてそのチーム(組織)の中で最上のものを自分が持っている訳ではなく、
必ず自身より優れた資質や能力を持った人というのはあり得る。


転じて、仲間の良いところはちゃんと汲み取って身につけろ、
というような事になる。
そして、仲間の良いところ、優れたところを見つけ、
それを認め、尊敬しよう、という事でもある。


そして
自分よりもっともっと高い技術や志を持っている人が集うところに
飛び込んでみよう、という事でもあるんだろう。


細かい事かもしれないが、
「オフショア」の危機にさらされていないプログラマ
自分を見つめ直す為に読んでみてはどうだろうか。


ソフトウェア開発者だからソースコードを書いていれば良いとか、
目の前の仕事だけを片付けていれば良いんだ、
という人には是非読んでいて欲しい本だとも思う。

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド