剣の達人に会ったなら、あなたの剣を見せなさい。
404 Not Found剣の達人に会ったなら、あなたの剣を見せなさい。
詩人でない人に会ったなら、あなたの詩を見せてはなりません。
大いなるソフトウェア論議 -より深く,より主体的に考えるために-
- 作者: Alan M. Davis,富野壽,荒木貞雄
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2008/08/08
- メディア: 単行本
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相変わらず、きむら(K)さんの読んでいる本は良い本だ、という決め打ちで読む日々。
これは、ある意味、心意気の本。
改善案を出さずに文句ばかり言ってしまう人に勧めたいけど、きっと読んではくれない。
スケジュールが遅れる事に文句を言ったり、
仕事の流れが悪い事に文句を言ったり、
コミュニケーションがどうとか言う前に知ることがあるんじゃない?
って気になる本、かな。
「本を読む」ということに関して、
けど、本を読まない人間にいくつか反論されて、言い返せなかった。
本を読まない人間
いわく、「そんな本読んでなんの役に立つの?」
確かに読んでも役に立たない本も多い。そんなにバリバリ読む必要はないのではないかと思う。
いわく、「勉強してる気分になりたいだけなんじゃないの?」
読みたいから読んでいるんだが、なぜ読んでいるかと聞かれると、読んでないことが不安だから、勉強し続けてないと不安だから、というのもあるように思う。
いわく、「実体験から積み上げたものじゃないと信用できないよ」
これはどうかと思う。ただ、生活に生かせない読書をしてもしょうがない、というのであれば、まあ一理あるかもしれない。
そう考えていくと、本を読む自分を自己肯定したいだけなんちゃうんか、と。
自分は、本は見識を広めてくれると信じてる。
少なくとも自分の眼でみたものだけが全てで、
それが正しいと他人に押しつけるような老害にはなるまいと思っているし、
思いたい。
人生なんて短いもので、
そんな短い時間の中でちょっと経験したくらいで、
それが世の中の全てだと思いこむくらいなら、
本を読んでもっと広大な世界が広がっている事に気が付いて、
自分に絶望する方がずっとずっと良い。
自分が目指すべき高い場所は、
身近になくても本の中にはいくらでも見つかると思うしね。