熊ったプロジェクトにはツールを使おう

とりあえず、「タスク管理」という言葉がない職場にツールを適応してみている。
やったこと。

予定。

  • SCRUMのスタンドアップミーティングの適応
  • CIツールHudsonの適応

これだけでも随分違うんじゃないかな、という感触。
まだ立ち上げ段階だから解らないけれど、
ワークフローという概念が出現し、
ちょうど、Trac 0.11のワークフローカスタマイズが意味を持ってきていてちょうどいい感じ。

trac.iniからしか編集できないのは辛いけれど、
でも、まぁ、ワークフローの意味とか重要さとかが伝われば幸い。

それぞれの効能。

  • Tracの適応
    • あれやって、これやってがすべて口頭でタスクが意味不明になって誰が何をやっているのか解らないかを解消する
    • マイルストーンを明確にし、マイルストーンまでに終わらせることを明確にすることでメンバに安心感を持たせる
    • タスクと作業と人員とやらねばならんことを見える化
  • Subversionの適応
    • VSSで起こっていた様々な問題の解決
    • コミットメールによる更新の見える化
    • なぜ更新したのか? どのくらいの頻度で更新されているのか? の体感
    • 自由に書き換えられる安心
  • 仕様書を全文検索
    • 仕様書ドコーの改善
    • あれってどこに書いてあったっけ?の改善
    • 仕様書沢山ありすぎて読む気なくすわーの改善

あとはSCRUMの適応で、みんなお互いが何をやっているかがわかるようになって、
Hudsonでコミットの楽しさが伝わるといいなー。


ついでに訳にたった本、以下列挙。
Trac本は両方あって良い。
Trac入門」が後出しのせいだろうけれど、補完し合って使える内容になってる。
色々とカスタマイズしようと思うと物足りない内容ではあるものの、そこは「入門Trac」の方が解りやすかった。
Trac入門」は図解があるので、ワークフローなどの説明に良いかも。
Subversionは正直、Subversion「解説書」が一番良い。
でも、薄くて使ってくれる人に読ませるなら「Subversion実践入門」かも。
管理者として読むなら絶対「解説書」。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 リスク管理!リスク管理!
 ⊂彡

Trac入門 ――ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド

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入門Trac with Subversion―Linux/Windows対応

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「Subversion」解説書 <バージョン管理システム> Linux world favorite series

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Subversion実践入門:達人プログラマに学ぶバージョン管理(第2版)

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入門Subversion―Windows/Linux対応

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