最近はひぐらしが人気なんだなーというのを見て、ちょっと考え直してみた。
自分がやったのはどれくらいだったかな。一年くらい前か。
目明しまでやってやめてしまったんだよなぁ。
理由は色々とあるとは思うけれど、自分はこの作品をホラーとして興味を持ち、ホラーとして読んでいたので「テンポ」と流転に耐えられなくなってしまった、というのがあると思う。
雰囲気の運び方とか、実に良作ではあると思うのだけど、恐ろしい世界というのはそのテンポに肝があるのであり、冗長であることには耐えられなかった。
まぁ、ホラーでもないものも混じっているが、
「クリムゾンの迷宮」(貴志祐介)
「イニシエーション・ラブ」(乾くるみ)
「彼女は存在しない」(浦賀和宏)
「黄金色の祈り」(西澤保彦)
なんて小説たちは、余韻はあるが後腐れがない、ということが心地よいように思う。
ホラーとは一度突き放されたらもう手をさしのべてはいけないものなのだ。
その邂逅は絶たれるべきだった、と自分は判断したということなのだろう。
かの作品は、あまりにも長くなきつづけようとしたように、今は思う。