分割して統治せよ

とは、モジュールをつくるときもクラスを書くときも同じようにすべきことだが、
UNIXはこの心を最初から持っていた。
と、感じさせるのは「UNIXという考え方」にきちんと込められていると感じたからだ。
設計思想と哲学として。
1996年に発刊された本だとは思えないくらいに素晴らしい教訓をこの本は秘めている。
自分は生憎UNIXに縁がなかった人間ではあるけれども、
OSXを引き金にしてUNIXに興味を持ち始めている。
その意味でとても素晴らしい本。

加えて、プログラムを設計するにおいてこの哲学は有用であると断言しても構わない。
もう十年以上も昔の本なのにね。

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

スモール・イズ・ビューティフル!