re:変わらなきゃ
ああ、トラックバックを戴いていると思ったら、
http://www.igda.jp/modules/xeblog/?action_xeblog_details=1&blog_id=179
- 作者: 長久勝
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2004/02/27
- メディア: 単行本
- 購入: 21人 クリック: 307回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
の長久勝さんではありませんんか!
この本、数少ないJavaのゲームプログラミング本として読ませていただきました。表紙のイメージとは異なり、きちんと基礎を押さえた作りだと思います。C++のゲームプログラミング本はピンポイントに特化しているか、基礎を押さえずとりあえず筆者が記述したサンプルに言及したものだけがダラダラ続くものが多いので、Javaでゲームをつくりたいならば良書であると言って差し支えないと考えます。
Javaでゲーム作成というのは最近は携帯電話に持って行かれている気もしますが、基礎から固めれば素晴らしいものができると思います。シェーダーの書き方に拘ったり、ハードのパワーを生かしてハイパフォーマンスという訳にはいかないかもしれませんけどね。
さて、「変わらなきゃ」で様々な引用をしていただきましたが、変わるのを待っていても仕方がない、ということに強く共感を覚えます。具体例として「Blogで『同僚の勤務態度が悪い』と愚痴を書くが自身はネットゲーム漬けで『午前三時までやってました!』と平気で毎日書いているようなゲームプログラマ」というのも実在しています。それって、なんだか本末転倒な気が。愚痴は何も生み出しません。
自分が変わる気も無いのに人が変わる筈もなく。
何もしないのに事態は好転しない、ということを解らなければならない、と思います。ゲームだってもっともっとうまく作れる筈なのですから。