ZopeがPythonの発展を妨げている?

 ファーストインプレッションに過ぎないので誤解しないでください。
 Zope(+Plone)は使った事がありません。
 ただ、Pythonを使い始めて思った事をメモする意味合いで書いています。

 PythonというとなぜかZopeが出てきて、「いろいろな場所で使われていますよ」、「便利ですよ」なんて事を耳にします。Webアプリケーション・サーバとして有用で、様々なプラットフォームで動作して、サイト管理がブラウザ上で出来ますよ、なんてすばらしい技術なのでしょう! と思います。
 Zope上で動作するPloneなんかもそうですが

 【特選フリーソフト】安倍晋三氏の公式サイトが採用したオープンソースCMS Plone
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060926/249033/

 で語られる通り、様々な採用実績があり、アドオンもあるので大変すばらしい! というのが分かる気がします。

 でも、うーん、気になるのは「お手軽感がありすぎ」なことなのですよね。様々なアドオンが存在してコードをさほど書かなくてもサイトを構築できる。やぁ、とっても楽だなぁ、というのは分かるのです。
 が、Zopeな方々はその便利さの中でPythonコードを書くことがあるの? ってことが気になります。
 もっと言えば、心地よい湯の中に浸かっていたりすることでPythonコードを書かなくなったりしないの? ということ。

 こぢんまりとしていて万能なものはとっても便利なんでしょうが、そこに止まってしまわないかなぁ、ということ。
 そういう意味でDjangoとTurboGearsにはとっても注目していて、これらが発展すれば良いな、と思っています。
 どうしてこう思ったのか、といえばやっぱりこの二強以外のWebアプリケーションフレームワークが存在しないからです。
 キラーアプリが発展を妨げる、なんていうと怒られるかもしれませんけどね。
 単に群雄割拠の方が発展すると思っているのです。

 対抗馬がいるからこそ育つものなのですから。