なぜ人を殺してはいけないのか

 唐突に、こんな事を考えたけれども、もう語られすぎていて今更語ることに意味があるのかどうかわかりませんが、
 要するにAという人がいたとしてその人に対して「死んで欲しくないと思う人」「死んで欲しいと思わない人」「死にたくないと思う個人」が絶対的多数だからなんだと思うんですよね。
 そうした中で「死んでも良い」という少数的な意見が採用されるべきではないと。

 なので、大量殺人鬼であるとか無差別殺人者などは「死んで欲しい」という人が多数になるので、死刑などが適応されるべきと考えています。
 大多数の考えが総意であると見なすのは恐ろしくもあり、本人は死にたくないと考えているであっても適応されてしまう強制的な死が死刑などではありますが、それはそれで正しいのだろうと思えてしまいます。
 それはそういう総意を生み出してしまった結果ということと言えるので。

 なので、自分が死んでも良いと思っている人が誰かを殺したりしても良いという個人の考えを押し通そうとするのは本質的に間違っているような気がしてしまいますね。
 お金なども価値を持つのはそれが大多数の人が認めるという前提があるからで、その中で「俺はお金に価値を感じない。だから俺はお金を払わなくても良い」と言っているのと同等だと思うので。

 人を殺しても別に構わないだろ、と思う人には通じないのでしょうけれども。
 と、つらつらと考えるサーバに異常があっててんてこまいな日。