腐っていては勿体ない

人が腐っていくというのはどうも見ていて忍びない。
他人事ながら苦しんでいるのを見ると
心身を壊してまで続けるのならば、すっぱり断ち切ってしまうのが良い、と思う。
悔しさはやがて薄れていくし、
お金とか時間とか、
そういうものの重みは捨て去ってしまったからと言って戻ってはこないのだけれど。


守り続ければ、価値は保てるけれどずっとずっと重荷になる。
捨て去れば背負ってきたものはなくなってしまうけど自由になる。


結局どっちにも救いがある。
あとは自分で好きな方に倒れる事を決断するだけのことだと思う。


自由になればそれはそれで苦しくとも進むべき道がある筈で、
過去に誓いを捨て去った自分が思うことは、
自分が壊れてしまう前に、
腐るところから抜け出せるといいなということかもしれない。