楽をするための技術
- 作者: 技術評論社編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: 大型本
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特に気になった記事はWebでもポトペタができるようになり、イベント指向、コンポーネント指向でアプリケーションを構築できるようになるという流れの記事。
自分のRAD経験は「VisualBasic」と「Borland C++ Builder」あとはFree版を使って気になっているがサポート期間の関係で購入を躊躇っている「WindowBuilderPro(Swing,SWT)」なのだけれど、これと同じようにWebもポトペタでデザインできるようになればかなり「楽」ができそうだと感じた。WebアプリケーションであってもHTTPであるとか、HTMLであるとか、そういう小難しいと感じさせる事を隠蔽してくれるようになるのはそう遠くない未来のような気がする。
こうしてドンドンと技術者が楽になって、その空いた時間をアンテナを伸ばす時間だとか、技術を習得する時間だとか、趣味に使う時間だとかに割り当てられるようになればなぁ、と考えてしまった。
これらの問題を本質的に解決するには「楽をする技術」なのではなくて「技術者を正当に評価し扱える企業体質」が浸透する事なのだろうけれど技術者が「必死で小難しい顔をしながら実は楽ちんプログラミング」できるような技術が発達してくれたら少しは救われていくような気がしている。
そろそろ自分も「Eclipseプラグイン」を作り始めなければならないなぁ。