たまには読書も

わくらば日記

わくらば日記


 ビールを飲みながら「わくらば日記」。朱川さんはいつも読み終わると身体に電撃が迸るような、切ない物語を書きますね。少し古いとはいえ、手に取った価値がありました。最近は書店を眺めてもなかなかそれを手に取ろうとさえも想えないのですが、心を安らがせる為にはこうして物語をすくい上げるような休養も必要なのです。

 姉さまの〝あの力〟は人を救いもしましたが――。

 さて、このノスタルジィと共に訪れる切ない気持ち――。はらはらと散りゆく気持ち……。