女性プログラマーはなぜ増えないか考察

 経験で話をすると「優れたエンジニア」ってどこか奇行を持っているような気がします。
 身なりに無頓着、髭、鼻毛ぼうぼう、奇妙な言動、他人からは信じられない行動癖がある。強い嗜好性がある。それに負けない執着心があると思います。

 これは単にそうした方面へのアンテナが低すぎる、若しくは高すぎることに起因していると思うのですが、

 女性はこうした突き詰めた方向への執着があまりないからではないかな、と考えます。

 女性のオタクでこだわりが強く突き詰めた人もいますが、そういう人は概して「ファッションに興味がない」「化粧もしない」「髪に櫛を通しもしない」といったような傾向があるように思います。(+存在しないもの、見えないものにこだわりが強いかも?)

 普通の格好の人もいますけどね。
 でも、そういう人はある程度嗜好を抑制したり、制御したり、使い分けたりする術を持っていたり、
 また、それ以外の趣味や楽しみを有している、ってこともあると思います。
 何かを捨ててまでそっちに突っ切るほどの執着を持ってないというか。

 プログラミングが料理に似ており、経験が生かせ、家庭でも仕事場でもできるものであるとしたとしても、やはり著名な料理人に男性が多いことが意味するように、
 何かを突き詰めるということをしたとき、女性よりも男性にアドバンテージがあるのだろう、という思いを抱きました。

 言ってしまうと、他の殆どのものを捨ててしまってまで何か一つのことに突き詰めて(それがくだらなくても)執着できる性質というのは男性的なものなのかなと。

 職場でも昨日ちょっと「業務ロジックにおいて実装名+Implはださいorださくない」ネタで小一時間ほど盛り上がったのですが、ある種こういうくだらないことで盛り上がれるのは男だからかもしれません。

 僕には女性同士が「Implがどうの、クラスの個数がどうの、複雑度がどうの、interfaceの本来の役割がどうの」という熱弁を奮っている姿を想像することができないですし。

 そうした意味で、プログラムは女性向きではないのかなと思います。例え、ジェンダー障壁がないとはしても。
 ただ、希有な例としてプログラマに向いた女性が誕生し、卓越した力を持つこともある、というだけかと。