クライアント側は酷い有様に対する言及です。
問題はクライアント側です。アプレットとかアプリケーション。一般的な使用を想定すれば想定する程、自力でJREをメンテできないユーザのことを考える必要がでてきます。一部のメーカー製PCで、1.4を入れて出荷したXP機がありますが、その環境を5、6とupdateしている人って、開発者以外にいるでしょうか? なので、EoDな文法で書いたものを、古い環境でも動かせるメリットは、とても大きいのです。
mnagakuさん、再びTBありがとうございます。
確かにクライアントはJREなんて入れている人、メンテしている人は少ないですよね。
以前、前の会社の同僚に頼まれてマップエディタを作ったときに、
言語何でもOKと言われたので勉強がてらSWTで作ったのですが、
「この(特定の)PCでうごかない!」と言われてJREのインストールURLを教えたことがあります。
C/C++の会社なのでJREなんて入ってないのは当然なのですが、
そう考えると、Java分野以外の開発者でさえJREなんてメンテしてないのでやっぱりクライアントでそんなメンテをしている人は皆無と言っても良いですよね。
ランタイム問題はVBでもよくありましたし、
BCB(C++Builder)でもありましたが、(BCBなんかはバージョン依存の必須dllはexeに内包させてました)万全と言えずとも機能拡張の誘惑には勝てずバージョンアップしてたりしました。
(社内向けツールとかですが)
このあたり、「製品」としているときは気苦労をしている会社は多そうですね。
ゲーム環境なども気を遣うところは大きいですよね。
DirectXも昔はインストールをよく促された気がしますけど(笑
で、大々的にリッチクライアント! と叫んだときにクライアント環境での対応はまさに問題となるところでしょうね……。
鯖をやっていると、基本HTTPでブラウザさえあれば……という考えになるのは当然なのですが、
この問題に直面するクラサバ型のパッケージソフトなどをやっている人は大変なんだろうなぁ、と思ってしまいます。
やはり、
「古い環境でも動かせるメリットは、とても大きい」
ですね。
とすると、やっぱり.NET Frameworkのように既に入っていて勝手にメンテされる環境は強いなとか。
JavaはJRE上で動くJavaWebStartがきっと……。(冗談です)
JavaScriptも注目されてきただけに機能拡張が行われるに際し、クライアントの実行環境が問題になることもあるのではないかなと思ってしまいます。
ブラウザ依存もそれはそれで面倒なところが。
そういえば余談になりますが「Javaゲームプログラミング」、OSX上で動かしたことがなかったので動かしてみようと思います。
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