得意でないことを無理にやらせてもな、と

Barで
ギネスx3
エールx1
グレンリベット18年x7

ビールとウイスキーの組み合わせだったので二日酔いには成らず。
で、だらだらと開発の話とか。


開発のチームの中で起きる「不満」として「誰々はこれをやるべきなのにやってくれない」みたいなことがある。
結局「みんなが期待していること」と「本人にできること」に差違があると、
そのズレが不満になるのだろうな、と思った。


「やるべきこと」であっても「得意でない」ということはあり得るわけで、
じゃ、不得手な人に無理にでもやらせるべきなのか?
という事に疑問もわく。


実際「得意でないこと」を無理にさせようとしても意味があるわけではなくて、
それが他の人にできる事で、もっと適任の人がいればその人がやれば良い筈だ。


「肩書き」が○○だからやるべき、っていうのもおかしくて、
文脈にすれば「プログラマだから○○をやるべき」と言われてもプログラムはできるが
プログラマ」の肩書きがあってもあらゆるプログラムが得意な訳じゃない。
チームなんだから、適切な布陣を敷いて役割を果たすのはチームとしてであって個人としてではない。


チェスだって、ナイトとビショップは同じようには動けない。
ナイトは飛び回れば一応どこのマスにもいけるが、ビショップは死んでも到達できないマスが半分もある。
将棋だって金と銀の使い方は違う。
得意な動き、不得意な動きがあって、代替させようとしてもうまくは動かない。


要するに「得意でないこと」を無理にやらせようとしても「効率が悪い」と気付くべきだと思う。
それがチームとしての成長になるし、組織としての成長にもなるんじゃないかなぁ。