CとGNU開発ツールによる組み込みシステムプログラミング 第2版
Webの人には全く無用な知識満載。
ISR(InterruptServiceRoutine)とかどれだけの人が使ったことがあるのか?
割り込み以外にもROMやRAMが正常に動作しているかどうかのチェックや、
メモリデバイスの特性云々など
あくまでも「デバイス視点」で書かれている。
僕はハード面は疎いのですが、
実際回路がおかしくなってしまうハードというのが存在して、
「ここのビットを立てたらナナセグのここが点灯する筈なのに点灯しない!!」
と思ったら回路のつながりが(設計図からして)間違っていたり、
「ここのビットを立てたらこの位置にスプライトがでる筈なのに変な位置にでる!!」
と思ったら基盤が故障していたり、
なんていうハード的にいってしまっていることがあるので、
役に立つと言えば役に立つ……かも。
実装はバリバリC言語ですが、
第1版は『C/C++による組み込みシステムプログラミング』だったらしく
最後の方にちょっとだけC++(組み込み用途のEC++=Embedded C++など)にも触れています。
ハードウェア、ハードを用いたデバッグ、割り込み、最適化、など組み込み向けの初歩的な本です。
ミューテックスやセマフォなどにも触れていて割と面白かった。
題名の割に開発ツール関してはあまり触れてない印象。
CとGNU開発ツールによる組み込みシステムプログラミング 第2版
- 作者: Michael Barr,Anthony Massa,有馬三郎
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2007/06/25
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (8件) を見る