リンカやローダは海よりも深く

以前から気になっていたLinkers & Loadersを読書中。
正直以前作ったことがあるスクリプトローダはかなりいい加減(手抜き)だったので、
かなりの感銘を受けた。

Linkers & Loaders

Linkers & Loaders


near pointer、far pointerは世代的に関わっていないところだけれど、
短い距離でのジャンプや、
違うファイルに存在するスクリプトへのジャンプなど、
スクリプトもロードやリンクの概念がある。


そうした意味では、実際のリンカやローダが
セグメント番号とセグメント内へのオフセットで管理するという概念は近いものがあって、
何となく親しみがわく。


環境によっては下回りなんていうのは遠い世界の出来事のようでもあり、
パイプラインやプリフェッチにさえそれほど意識をしなくてもよくなった最近だけれども、
リンカやローダの仕組みはやっぱり面白くもあるのだなぁ、と思ったことよ。