Spring勉強会いってきました

 会社を18:10くらいにでて、到着は18:55くらい。
 でも、あまり席が埋まってなかったので、平日ということもあって急な仕事が入った人はキャンセルが多かったんじゃなかろうかと思った。
 現にWikiのキャンセル頁にも幾人かキャンセルの人がいたので。
 そのため、五分くらい待ってからのスタート。

 開催者の皆様、トーカーの皆様、会場の都合、準備、どうもお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
 あまり良いことばかりは書いてないので先に謝っておきます。どうもすみません。
 
 
 で、Spring2概論。
 事前にメーリングリストに登録して資料を読んでおけば良かったのですが、
 存在を知らずどの程度のレベルで説明があるのかわかってなかったんですが、
 僕が感じたのは「Springがどんな思想(=Rod Johnson)でどんなところ(企業=銀行とか政府)に使われているか」「Spring2になって何が変わったか」に焦点が置かれた説明に感じました。
 トーク自体は尺と時間のバランスがあわず、かなりスキップしていたので、あとでWeb上の資料をきちんと読みなおす予定。
 
 自分が期待していたのは「Springを使うとどう楽になるか」だったので、ちょっとニュアンスが違ったような気がしなくもなかったかな。
 JRubyなどとの連携が説明され、オンザフライで開発できるのが利点とされていたけど、Stringを渡すレベルの簡単なサンプルだったので、
 正直実感がわかない。Stringを渡したりする系統のサンプルは単純だけど、おおっとは決して思わない。
 
 Rubyのモジュールを利用可能、とかだったら良かったなぁとか。
 あとはAspectJとの連携とか、面白そうではあった。アスペクトを適応する際の書き方は便利そうかも。

 聴講者の1/3から半分くらいまでがSpring利用者のようだったので、「Springをより便利に使う」「そもそもSpring(+DIとかAOP)とはなにか」くらいのレベルにわけたセッションがあれば聴いてみたいかも。
 
 
 Spring HTTP Invokerの活用事例
 10分くらいの事例紹介。何が凄いのかわからなかったので割愛。「このシステムは(すべてサーバで処理されクライアントはアプレットなので)パソコンを盗まれても大丈夫です」「情報漏洩しません」
 うんなこたぁない。なんかずれてる。
 「マルチウィンドウ化したJAVA Appletを端末プログラム」がアプレットサーバシステムと呼ばれるらしいんだけど、
 何が利点? アプレットと暗号化通信しているから?
 あと、アプレットウィンドウをリフレッシュするのに「heightを+1します」は泥臭いのでやめたほうが良いと思います。
 100回リフレッシュしたらちょっと愕然とすると思います。(すぐ引けば良いけど、ちょっと泥臭いよね……)
 で、結果Invokerはどうつかったらよいのだろう?(僕の読解力が足りない可能性があります)

 
 AjaxとFlashのDWRサンドイッチ、Springを添えて
 実際にDWRで作られているモンスターラボの音楽ポータルサイトの事例を踏まえたDWRとSpringの活用事例。
 聴講者の殆どがAJaxを業務で使用しておらず、DWRを使用している人は皆無だったので、
 
 ちょっと聞き手とのベクトルが違いすぎた感があった。
 DWRは便利そうだ、というのはあって簡単なStringのやりとり、それがJSONになって返ってくるところ、いかにJavaのメソッドを呼び出すのか、アドレス帳のようなサンプルを用いたCRUDを行う画面の説明などがあったが、
 (仕方がないけど)DWRの紹介みたいになってしまっていたと思う。
 Springとの連携はDWRの設定に依存する(だろう)から、副次的な説明に止まってしまっていた気がした。
 便利そう、とは思ったけれど身近ではないし、採用に二の足を踏むことが殆どだろうかな。
 
 DRWは、Ajax系の本を読むと本当に便利そうで良いんですけどね。(遊べそう)
 あとはSpringとの連携がバグってて、最新版では動かないっていうのもちょっと踏み切るのに躊躇いを抱かせる要素でもありますね。
 シェアされたスライドリンクしておきます。

 どうせならベタだけどStrurtsとの連携の方が良かったんじゃないかなぁ、とか思ってしまった自分です。
 採用事例多そうなので。

 せっかくトークしていただいた方に対し、
 頭ごなしに否定派でどうもすみません。
 こんな意見もあるということで、一つ聞き流していただければと。

 次はSpringとRDB、(ORM、SpringJDBC)なので興味があるかも。